イラストには液タブかiPadかどちらがいいのか?

こんにちは!
数年務めたOLから自由業への転身を目指して日々イラストと漫画を描いてます、羽白(はじろ)です。

私は3年前にデジタルイラストをデビューし、メインで使用している

  • Wacom Mobilestudio Pro 16(2016年モデル/第1世代)
  • iPad Pro 12.9(2018年モデル/第3世代)

の2つの機種について、これまでの記事で使用感やおすすめする人等をレビューしてきました。
【レビュー】Wacom MobileStudio Pro16を初心者が1年使ってみた感想
イラストを描くためにiPad Pro 11インチを選ばなかった3つの理由

今回は、これからイラストを描いてみたいと思っている人で「液タブかiPadかどっちが良いのか?」を悩んでいる方に向けて、私の経験を踏まえた記事を書いていきたいと思います。
“イラストや漫画をデジタルで描きたい、でもどんなデバイスを買ったらいいのかわからない…”という方の参考になれば嬉しいです。
イラストにiPadか液タブかどちらを買うべきか

イラストを描くために液タブかiPadか、どっちを買うべきか?

そもそも液タブとiPadの違いとは?

既にご存じの方には不要な話になりますが、ここを間違って覚えておくと後から大変後悔することになるので、きちんと理解するために念のため説明します。

液晶タブレット液タブ)とは、基本的にPCに接続して使用するものです。※

そしてiPadとは、持ち運んで単体で使用できるものです。液タブとiPadの違い

(※液タブの中には、OSを搭載して単体で動く機種(WacomのMobilestudio Proシリーズ等)や、PCでなくスマートフォンに繋げば動く機種もあります。)

ですので液タブは、特別な機種を買わない限りは、基本的にPCに繋がなければ使用できないと考えていただいて良いです。
そうすると自ずと、PCがない環境では使用できないということがお分かりいただけるかと思います。

つまり、『外出先で気軽に鞄から取り出してイラストを描くぞ~♪』という使い方は液タブでは出来ないのです。
どちらかと言うと、家で据え置きでPCと並べて使うという形が一般的になるでしょう。

その一方、充電をしておけば、外出先に持って行って(必要に応じてWi-Fi等でネットに繋げて)イラストを描くことが出来るのがiPadです。
ペイント系のアプリをDLしておけば、専用のペンを使っていつでもどこでも絵を描くことができます。

液タブとiPadの種類は?

液晶タブレットの有名・人気なものとしては

  • Wacom のCintiq Pro
  • XP-PennのArtist
  • HUIONのKamvas Pro

などがあります。
Wacomの製品が値段もスペックも一番と言われていますが、中国製のXP-Penも近年は良い性能で安い製品を作っており、Wacomに負けぬ人気となっています。

更に、iPadの種類については、以下の記事で詳しく説明をしていますので、ご覧ください。
絵を描くだけならiPad、どれがオススメ?(無印/Air/Pro)

ざっくり分けて以下のような種類があります。

  • 投稿イラストや同人誌作成等ガッツリと使う人➢iPad Pro
  • 趣味でゆるく使いたい人➢iPad 無印
  • 学校や職場でのノート、メモ取りもかねて使用する➢iPad Air
  • iphone等の小さなデバイスで絵が描ける人➢iPad mini

 

このように、液タブもiPadも色んな種類がメーカーから販売されています。
機種によってサイズやスペック、値段が変わってくるので、実際に店舗で触れてみたり、比較したりして、自分に最もあった機種を決めましょう。

結局、液タブとiPadどちらを買うべきなのか?

イラストを描くためにiPadか液タブかどっちを買うべきか?

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イラストを描くために液タブかiPadどっちを買うべきか。
この問題は、「これを買うべし!」と答えが決まっているものではありません。
例えるなら「初デートに行くときにズボンかスカートどちらで行くべきか?」という質問に通じるものがあります。
すなわち、

山にハイキングに行くならズボンが良いし、気温の暑い海辺を散策するならスカートが良い”というように、デートの行き先や目的によって答えが変わる問であるということです。
あなたがそのアイテムをどこでどのように使う事を想定しているか、また用意できる予算、それによって買うべきアイテムは変わってくるのです。

上述したように、基本的に液タブはPCが無いと動きません。
そのため、「外出先に持ち出して使いたい!」というには液タブは向いておらず、iPadを買うべきだと言えます。

逆に、iPadのシリーズは、最大でもiPad Proの12.9インチになります。
そのため、「持ち出せなくても良いから、大画面で作業したい!」という方にはiPadではなく、16インチや20インチ以上の液タブを買うべきだと言えます。

自分がどのような場所で絵を描きたいか、どういった作業環境で絵を描きたいかというところを予め考えておくと、“液タブかiPadどっちを買うべきか”と悩まずに済むので、商品を比較する前に「自分にとって何が大切か」を考えてみると良いですね。

液タブはWacom Oneという新たな選択肢も

上記のように言ったものの、「液タブが欲しくて、スペックも高いWacomが気になる!でも高いから迷ってるんじゃん!」という方もいらっしゃると思います。
そんなアナタに、2020年1月にWacomから発売されたばかりの新機種を紹介します。

その名も Wacom One 液晶ペンタブレット!

 

このWacom oneは、Wacomペンタブレットの性能を持ちつつ、様々な機能を省略したシンプルな液タブです。
初めて液タブを使う方が入門として使えるような仕様になっています。
値段も13インチで税込42,900円と、安さが魅力の中国製の液タブにも引けをとらない金額で手が出しやすくなりました。
また、面白いのが、その他のWacomの液タブとは異なり、PCだけでなくAndroidのスマートフォン(メーカー公表ではHuaweiとSamsungの数機種(2020.1.22時点))に接続してアプリを利用する方法でも使える仕様になっているという点があります。
これにより、例えば外出先でも、対応機種のスマホと接続ケーブルを持っていれば、液タブで絵を描くことができます。
(ただし、CLIP STUDIOは現在のところiOSアプリのみでアンドロイド非対応なので、その他のペイントアプリになります。)
Wacomの性能を使いたい、でも持ち運んでの使用にも興味がある…という方には一つの新しい候補として考えることができるアイテムです。

まとめ

イラストには液タブかiPadどっちが良いか?をまとめると、自分の使途に合わせて考えることが大事、とうことになります。

自分がどのような場所で絵を描きたいか、どういった作業環境で絵を描きたいかといった、イラストを描く際に「自分にとって何が大切か」という点を予め考えてみておくことをオススメします。

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